
「最近、肌のハリがなくなってきた……」
「毛穴の開きや、なんとなくのくすみが気になる」
そんなの肌悩みに対して、今や常識となりつつある成分美容。中でも絶大な人気を誇るのがレチノールとナイアシンアミドです。
どちらもエイジングケアのスター成分ですが、「一緒に使っても大丈夫?」「刺激が強すぎないか心配」という声も多く聞かれます。
結論から申し上げますと、この2つの併用はOKどころか推奨される組み合わせです。
今回は、なぜこの2つが最強のペアと呼ばれるのか、その科学的な理由と、正しい使い方を徹底解説します。
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そもそも何が違う?2つの成分の役割を正しく理解しよう!
まずは、それぞれの成分が肌の中でどのような働きをするのか整理しましょう。
1. レチノール(ビタミンAの一種)=攻めのケア
レチノールは、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を強制的に促すアクセルのような成分です。
- 主な効果
古い角質を排出し、新しい皮膚を作る。真皮のコラーゲン生成を促し、深いシワやたるみ毛穴を改善する。 - 注意点
効果が高い反面、使い初めに乾燥や赤み、皮むけ(A反応)が起こる可能性がある。
2. ナイアシンアミド(ビタミンB3)=守りのケア
ナイアシンアミドは、肌のバリア機能を高める穏やかな成分です。
- 主な効果
セラミドの合成を助けて肌の水分量を保つ。メラニンの生成を抑えてシミを防ぐ(美白効果)。浅いシワの改善。 - 特徴
刺激が非常に少なく、敏感肌やニキビ肌でも使いやすい。
結論、併用は最強の組み合わせ!その科学的な理由とは?
なぜ、この2つを一緒に使うと良いのでしょうか?
それは、お互いの弱点を補い合い、効果を最大化する相乗効果(シナジー)があるからです。
理由1:ナイアシンアミドがA反応を鎮める
レチノールの良いところでもありデメリットである肌のターンオーバーによる刺激(A反応)を、ナイアシンアミドがカバーします。
ナイアシンアミドには、肌のバリア機能を強化し、セラミドを増やす働きがあります。これにより、レチノールによる乾燥や刺激を受けにくい、土台の強い肌を作ることができるのです。
理由2:肌の表面と奥を全方位ケア
- ナイアシンアミドは、肌の表面(表皮)のバリア機能を整え、透明感を出します。
- レチノールは、さらに奥(真皮)に働きかけ、ハリ弾力を生み出します。
異なる深さにアプローチすることで、表面の潤いと内側のハリを同時に手に入れることができます。
失敗しない塗る順番と使い方のルール
成分の効果を安全に引き出すための、正しい手順をご紹介します。
ルール1:基本はテクスチャーの軽い方から
化粧品は水っぽいもの→油分が多いものの順に塗るのが基本です。
- 例:ナイアシンアミド配合の化粧水 → レチノール配合のクリーム
ルール2:心配ならナイアシンアミドを先に
A反応が怖い方は、洗顔後、まずナイアシンアミドで肌のバリアを整えて(クッションを作って)から、レチノールを重ねるのが鉄則です。
刺激を和らげつつ、それぞれの効果を享受できます。
ルール3:朝のレチノールには「紫外線対策」を必須に
レチノールを塗った肌は紫外線に対して敏感になります。
- 夜: 併用してしっかりケア。
- 朝: ナイアシンアミドのみ、またはレチノールを使うなら必ずSPF30以上の日焼け止めを塗る。
レチノールとナイアシンアミドが配合されているものがおすすめ
最近ではレチノールとナイアシンアミドが配合されている製品が増えています。
塗る順番を気にしなくていいため、初心者の方や時間のない方は両方の成分が含まれている製品を購入するのがおすすめです。
厳選!レチノール×ナイアシンアミドのおすすめ
初心者の方には、最初から2つの成分がバランスよく配合されている製品がおすすめです。慣れてきたら、高濃度のものを別々に組み合わせるのもありです。
1.【レチノールでたまご肌へ初心者向け】Innisfree(イニスフリー) レチノール シカ リペア セラム
定価:3,960円
- 特徴
低刺激なレチノールに、鎮静成分CICA(シカ)とナイアシンアミドを配合。 - おすすめ
「初めてのレチノールで怖い」「毎日使いたい」という方に最適。A反応が起きにくい設計です。
2.【初心者〜中級者】ANUA(アヌア) レチノール0.3 ナイアシンセラム
定価:3,200円
「“黄金比”がこれ1本で完結。毛穴と戦う韓国コスメの実力派」
- 特徴
商品名通り、レチノールとナイアシンアミドがあらかじめ絶妙なバランスで配合されているハイブリッド型です。別々に塗る手間がなく、相乗効果を最も手軽に体感できます。 - ここが推し
0.3という数字は、純粋レチノールだけでなく、刺激を抑える誘導体などを組み合わせた複合体の濃度。そのため、効果はしっかり感じるのに、比較的A反応がマイルドなのが特徴。毛穴の開きや、肌のざらつきが気になる方のファースト・レチノールとして最適です。
3.【コスパ・高浸透】KITEN(キテン) レチノール リポソーム 純粋レチノール 0.1
定価:2,980円
「届かなければ意味がない。ナノカプセルで奥まで届ける“賢い”レチノール」
- 特徴
「良い成分を、確実に届ける」ことに特化したブランドKITENの自信作。デリケートで壊れやすい純粋レチノール0.1%を、人間の細胞膜に近いカプセル(リポソーム)に閉じ込めています。 - ここが推し
リポソーム化されているため、肌への浸透力(※角層まで)が高く、同時に酸化を防いで鮮度をキープできるのが最大の強み。0.1%という高濃度でありながら、カプセルが徐々に放出されるため、むき出しのレチノールよりも刺激がマイルドに設計されています。
ナイアシンアミドも配合されているため、1本でシミ予防、シワ改善、肌のバリア機能強化、ニキビケアなども期待できます。
4.【上級者・本格エイジング】TOUT VERT(トゥヴェール) レチノショット 0.1
定価:3,980円
「日本人の肌のために調整された、攻めの純粋レチノール」
- 特徴
成分マニアから絶大な信頼を得るトゥヴェールの自信作。
濃密なピュアレチノールを筆頭に、グラナクティブレチノイド 2%や、ビタミンA誘導体など5種のレチノールや9種のセラミドを11%以上配合。
冷蔵庫保存が推奨されるほど成分の鮮度にこだわっています。 - ここが推し
0.1%という濃度は、シワやハリ不足に明確にアプローチする攻めの濃度ですが、肌荒れ防止成分であるツボクサエキスやアラントインを配合しているため、肌への負担を和らげてくれます。
ハリのあるツヤ(レチノール肌)は格別。
まとめ
知識は肌を救う!正しい成分美容で10年後の肌を作ろう!
レチノールとナイアシンアミド。
この2つは、相反するものではなく、互いに手を取り合って肌を支えるパートナーです。
攻めのレチノールで未来の美肌を作り、守りのナイアシンアミドで今の肌を健やかに保つ。
このバランス感覚こそが、揺らぎがちな大人の肌を美しく保つ秘訣です。
まずは低濃度のものやオールインワンの製品、紹介した肌に優しい成分が入っている製品から、体感してみてください!


